「オロロジャイオ」はロレックスやオメガなどアンティークから現行品まで、様々なブランド時計のメンテナンスについて気軽に相談できる時計修理専門店です。
このページでは、そんなオロロジャイオの特徴、料金、店舗の概要などについてまとめています。
これまでにロレックスやチューダーなど、20本近くの機械式時計を所有してきました。
オロロジャイオの評判についても悪い口コミから良い口コミまで、わかりやすくまとめているのでぜひ最後までご一読ください。
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目次
オロロジャイオの特徴
オロロジャイオでは、国家資格である1級時計修理技能士や2級時計修理技能士の資格取得者たちが作業を行っています。
いずれも10年~30年の経験豊富な技能士だけが在籍。
あまり大きなお店ではないことから、常に迅速な対応というわけにはいかないようですが、その分、1つ1つの作業を丁寧に行っているそうです。
店舗は「日本の時計の聖地」とも呼ばれている中野にあります。
しかも、JR中野駅から徒歩2分というアクセス抜群の立地。
店頭での受付と引き渡しが可能なので、直接会って相談したいというユーザーにとっては、正に理想的な時計修理店だといえるでしょう。
一方、遠方のため来店できない全国のユーザーに対しては、郵送で見積もりとメンテナンス依頼ができる「宅配キット」が用意されています。
しかも、この宅配キットは、梱包代、往復の送料、キャンセル料が無料。
さらに、キャンセル時の返送料までもが無料という、至れり尽くせりのサービスです。
とくれば当然(?)見積もりも無料なので、要はオロロジャイオではメンテナンス料金以外の費用は一切かからないということです。
ただ、気をつけたいことが1点だけ・・・
それは、支払いの際にクレジットカードが利用できません。
支払い方法は「店頭での現金払い」「銀行振込」「現金代引き」の3種類となっています。
修理後の時計に対しては、1年間(アンティークは半年間)の修理保証が付いています。
また、オロロジャイオの公式サイトには、月替りでお得なキャンペーン(オーバーホール料金2,000円OFFなど)の告知もあるので、定期的にその内容をチェックしておくと良いでしょう。
店舗の場所や営業時間
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】年中無休(年末年始のみ休み)
お店へのアクセスは、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩2分。
車にて来店の場合は、店舗近くにコインパーキング有り。
時計店が密集する「中野サンモール商店街」や「中野ブロードウェイ」は、駅を挟んだ反対側ですが、それでも十分徒歩圏内。
時計店を散策ついでに、ふらりと立ち寄れるのもオロロジャイオの魅力の1つです。
オロロジャイオの評判・口コミ
ここでは実際にオロロジャイオを利用した方の口コミの中から、参考になりそうなものをいくつかご紹介します。
悪い口コミ
★☆☆☆☆
時間遅れで調整にだしました、巻心折られました、技師がよくない
出典:Googleの口コミ
★★☆☆☆
時計のオーバーホールの相談にお伺いしましたが、あまり親身な相談にのってもらえず、時計を預けることはしませんでした。
口コミ情報に賛否両論あり、何となく理解しました。出典:Googleの口コミ
★★★☆☆
丁寧ですが古い時計直さないし、懐中時計は専門ではないとのことで利用できませんでした。
出典:Googleの口コミ
悪い口コミの傾向としては、大体以下の3つに分かれていました。
「修理の仕上がりに満足できなかった」「親身に相談に乗ってくれなかった」「修理対応してもらえなかった」
ただ、悪い口コミの数自体は決して多くありませんでした。
では、次に良い口コミについても見ていきましょう。
良い口コミ
★★★★★
オーバーホールと磨きを初めて依頼しました。
丁寧に修理箇所を教えていただきました。
梱包もしっかりしていて、戻ってきた時計はきれいに磨いていただき輝いています。
数年後、また依頼しますのでよろしくお願いします。出典:Googleの口コミ
★★★★★
オーバーホールの保証対象ではなかったのに手厚く対応してもらえました。
ピカピカになって帰ってきた時うれしかったです。
また利用したいと思います。
ありがとうこざいました。出典:Googleの口コミ
★★★★★
親切丁寧な対応をしていただき誠にありがとうございます。
大切な時計だっただけに、有り難さも倍増です。
同じような件で困っている人がいたら是非紹介しようと思っています。
また何かありましたらよろしくお 願いします。出典:Googleの口コミ
良い口コミとしては「対応が親切丁寧」「料金が安かった」「新品のようにピカピカになった」「詳しい説明があったので安心して任せられた」などの声が複数ありました。
特に「対応が親切丁寧」という声が多くありました。
オロロジャイオの口コミについてまとめると
オロロジャイオはブランド時計の修理やオーバーホールを得意とする一方で、懐中時計やカジュアルウォッチ(カシオ、スウォッチ、タイメックス、etc.)のメンテナンスを依頼するには不向きです。
そのため、懐中時計やカジュアルウォッチについては、できれば他店に相談することをおすすめします。
また、ブランド時計でもアンティークは、個体によって対応できない場合もあるようです。
オロロジャイオのHPにも「修理できないケースもございます」や「見てみないとわかりません」といった記載があることから、何でもまず店頭に持ち込むよりは、事前に問い合わせフォームからメンテナンスの可否について問い合わせた方が良さそうです。
とはいえ、だからといってオロロジャイオが技術力が低い、融通の効かない時計修理店と判断するのは全くもって違うのではないでしょうか。
むしろ、オロロジャイオは対応できないことについても、ハッキリとその旨をHPに記載しているので、そういった部分においても信頼できる時計修理店です。
「親身に相談に乗ってくれなかった」「修理対応してもらえなかった」などの悪い口コミの多くは、おそらくオロロジャイオの専門外の時計について相談した結果なのではないでしょうか。
「修理の仕上がりに満足できなかった」といった口コミもいくつかありましたが、多くの利用者は対応や料金にとても満足しているようです。
そのため、ブランド時計のメンテナンスを検討中でしたら、オロロジャイロに相談してみる価値は十分にあると言っていいでしょう。
オロロジャイオの取り扱いブランド
オロロジャイオでは、下記23ブランドのオーバーホールに対応しています。
尚、上に記載の無いブランドでも、修理が可能なケースは多いようです。
また、アンティークなどメーカーで断られた腕時計にも対応しているので、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
オロロジャイオのオーバーホール料金
ロレックス、オメガ/、カルティエ、ブライトリング、パネライ、etc.・・・
オロロジャイオにおける主要ブランドのオーバーホール料金(目安)については、こちらをご参照ください。
全取扱ブランドのオーバーホール料金については、オロロジャイオの公式サイトをご参照ください。
ちなみに、オロロジャイオのオーバーホール基本料金は、例えば
- ロレックス自動巻き(デイトジャスト等):22,000円
- オメガ自動巻き:19,800円
- カルティエクォーツ:18,700円
- ブライトリングクォーツ:16,500円
※金額は税込み
といった具合に、全国でもトップクラスにリーズナブルです。
外装仕上げ無しで、オーバーホールのみを希望の場合は、特にコスパの良さを感じられるでしょう。
オロロジャイオの修理事例
次に、オロロジャイオの修理実績の中から、ほんの一例をピックアップしてご紹介します。
ロレックス サブマリーナ 14060
■時間調整が出来ない
■時間調整不良
■オーバーホール:22,000円
■ゼンマイ:3,000円
■小鉄車:7,800円
■バネ棒:1,600円
■外装仕上げ:12,000円
■合計金額:46,400円
※金額は税抜き
時間調整の操作不良と油切れによる精度不良の状態。
時間調整不良の原因は、小鉄車の歯が欠けていたため。
オーバーホールと損傷部品の交換を実施。
オメガ スピードマスター
■オーバーホール
■時間が遅れる
■オーバーホール:28,000円
■ゼンマイ:4,000円
■切替車:4,200円
■裏蓋パッキン:1,800円
■合計金額:38,000円
※金額は税抜き
遅れの原因は油が切れかかっていたため。
オーバーホール及び内部の消耗部品の交換を実施。
フランクミュラー カサブランカ
■オーバーホール
■ガラス交換
■ガラスの割れ
■オーバーホール:25,000円
■ガラス:35,000円
■ゼンマイ:4,000円
■切替車:6,200円
■合計金額:70,200円
※金額は税抜き
サファイアガラスなのに割れてしまったのは、曲線型の形状でガラスが薄いため。
オーバーホール、内部の消耗部品とガラスの交換を実施。
カルティエ タンクフランセーズ
■電池交換
■外装仕上げ
■電池切れ
■電池交換セット:6,000円
■外装仕上げ:12,000円
■合計金額:18,000円
※金額は税抜き
従来の電池交換にプラスして、防水試験、電子回路点検等をセットで実施。
外装仕上げもセット価格にて実施した。
オロロジャイオに関するよくある疑問について解説!
最後に、オロロジャイオで時計の修理やオーバーホールを検討中の方がよく疑問に思うことについて、Q&A形式で解説していきます。
オーバーホールに要する期間(納期)はどのくらい?
通常であれば、クォーツは4~5週間、機械式は5~6週間となっています。
ただ、時計の種類や時計の状態、修理依頼の混雑状況などによっては、最大で6~8週間かかることもあるようです。
オーバーホールはせずに部分修理だけを依頼することは可能?
一部外装の不具合や文字盤のトラブル(針やインデックスの取れなど)については、部分修理だけを依頼することも可能です。
ただ、それ以外の部分にも不具合が見つかれば、オーバーホールでの対応になるようです。
アンティークウォッチの修理にも対応してる?
対応が可能かどうかは、問い合わせたり、実物を見せたりした後でないとわかりません。
時計の状態や年代、ユーザーがどこまでの修理を望むかにもよるからです。
ちなみに、部品調達の関係から国産よりはスイス製の方が対応できるケースが多いようです。
コピー品の修理は可能?
オロロジャイオは、コピー品の修理には対応していません。
修理を依頼する際に純正箱や保証書も必要?
メンテナンスを受けるのに時計以外の物は一切必要ありません。
そのため、時計以外に万一破損、紛失して困るような物は預けないようにしましょう。
ということで、ご紹介したオロロジャイオの公式サイトは、こちらからご確認ください。
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【オロロジャイオ】公式サイト
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