時計の傷は味と思って気にしない?かっこいい時計の使い方とは・・・
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ついうっかり不注意で大切な時計に傷を付けてしまったら・・・

その時のショックといったら、言葉では言い表せないものがあります。

中には、時計に傷が付くのが嫌で、使用することや購入さえも躊躇っている・・・

そんな人も少なくないでしょう。

時計に全く興味が無い人からしたら、「何をそんな大袈裟な」と思うかもしれませんが、これは我々時計愛好家にとっては非常に大きな問題です。

そんな時計の傷が原因でどうしようもなく落ち込んだり、不安になったりした時は、一体どうすれば良いのでしょうか?

T.A.
時計の傷の問題について考えてみたいと思います。

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時計の傷は気にしないのが一番

時計 傷 味 気にしない カッコいい

「時計=実用品」です。

「使ってなんぼ」ともよくいわれます。

なので、使う以上は傷が付くのが当たり前。

気にしないのが一番です。

もしどうしても傷が気になる場合は、素材がステンレスでしたら研磨することも可能です。

そのため「いざとなったらいつでも研磨できる」と楽観的に捉えて、研磨せずに使い続けることをおすすめします。

ちなみに、チタン製の時計を購入予定で傷が付くのが心配でしたら、購入はおすすめしません。

なぜなら、チタンはメーカーや時計修理店でも研磨できない場合が殆どだからです。

当然、チタンもステンレス同様に、使っていれば多少なりとも傷が付きます。

むしろ、ステンレスよりもチタンの方が傷が付きやすいかもしれません。

時計の素材としてのチタンのメリットといえば、重量が軽いことくらいでしょうか。

それ以外にコレといったメリットは思い浮かびません。

逆に、研磨し難い、ステンレスに比べ輝きが鈍い、見た目の高級感が無いなど、デメリットの方が多いくらいです。

そういったチタンの特性は、予め理解しておきたいところです。

傷がついても価値は殆ど変わらない?

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これは時計を売却する際の話です。

時計は「未使用品」は別としても、使用された物でしたら、傷の程度によって買取額がそれほど大きく変わることはありません。

理由は、殆どの時計は中古品として売り出される前に、研磨によってピカピカにされるからです。

極端な話「どうせ傷は磨いてしまうから関係ない」という場合が殆どです。

そのため、傷と買取額の関係について気にすることはあまり意味がありません。

但し、研磨しても取り切れない程の大きな傷がある場合は、買取額が大幅にダウンすることもあるでしょう。

研磨するメリットとデメリット

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前述の通り、素材がステンレスでしたら研磨することは可能です。

ロレックスに代表されるようなステンレス製の時計は、メーカーや時計修理店が行う「新品仕上げ」によって、文字通り新品のような輝きを取り戻します。

これこそが、ステンレス製の時計を研磨することの最大にして唯一のメリットといえるでしょう。

その一方で、研磨にはデメリットもあります。

それは、即ち「研磨とは削ること」でもあるということ。

プロによる1、2回程度の研磨でしたら、それほど深刻に考える必要はないでしょう。

しかし、研磨の回数を重ねることによって、ステンレスは確実に痩せていきます。

決して研磨することを否定しているわけではありませんが、くれぐれもやり過ぎには注意しなければなりません。

時計の傷に関しては、気にしすぎは精神衛生上良くありませんし、むしろ「味」であったり「愛着」として捉えた方が、時計との付き合い方も愉しくなるのではないでしょうか。

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